アムール!!

柚香光様をお慕いしております

圧倒的様式美「赤と黒」-キャストとフィナーレについて

こんにちはこんばんは、ダニエルです。

新型コロナウイルス…頼む、早く収束してくれ!!週末に遠征を予定している私からは以上です。

 

さて、「赤と黒」の続きです。

印象に残ったジェンヌさん(お役)について、ネタバレもしつつ。

 

 

 

1 珠城りょう(ジュリアン)

過去の「赤と黒」を観ていないので、比較できないですが、精悍な青年のジュリアン。

もともとはジュリアンは美少年設定なのかな?

でも、今回の「赤と黒」ではジュリアン美少年設定はなかったので、たくましいジュリアンでした。

 

この人、意味わかんないですよね。どれだけこじらせてるんだ、っていう。

 

レナール夫人(美園さくらちゃん)に対しては、夫人と手が触れあって、夫人が恥じらって手をサッと引いたのを自分に触られたのを嫌がっていると腹を立て、その悔しさを乗り越えるために自分は10時半までにこの人の手を握らないといけない!と自らに義務を課すんですけど、それってどういう感情…?

 

マチルド(天紫珠李ちゃん)には、彼女はジュリアンに惹かれていて、部屋に来るよう誘うんだけど、それを罠かもしれないと悩み、銃をもって参上。すべてが疑心暗鬼っていうか、なぜそんなに自分に好意を寄せる人を素直に受け入れられないのか?ってなるんだけど、それこそ自分の身分にコンプレックスを抱いているからなのでしょう。

 

そのくせ、関係をもってからは、レナール夫人も、マチルドの時もズブズブとはまっていくので、それって恋ではなく、性欲だったのでは…?ジュリアン若いし…とゲスな考えが浮かぶばかりでした。

 

ジュリアン、全然いい人ではなくて、屈折していて、利己的で面倒くさいやつなんですけど、野心を実現するため必死に努力してそうなところが、たま様にはまっていました。

たま様は、これまで中の人に合わせた誠実なお役が多かったですけど、こういうゲスな役をやっても、中の人が誠実そうだから下品にならなくて、よかったです。

 

あと、単純にたくましくて、娘役さんとの体格さが素晴らしいのと、手が男なので、レナール夫人に迫っていく場面のエロさ。

これライブビューイングで大画面で観たら大変なんじゃなかろうか。ライビュR18なんじゃないかな。

 

 

2 美園さくら(レナール夫人)

さくらちゃんとてもよかった!!

これまで苦手だったんですけど、レナール夫人は大人っぽい人妻を熱演。

さくらちゃんの外国映画の吹き替えみたいな声が苦手だったんだけど、レナール夫人ではそれを感じさせなかった。声を低くしてるのかな。

冒頭の登場場面から所作が美しくて、なにより、お芝居がとても上手でした。

 

レナール夫人がジュリアンに心惹かれていく様子が伝わってくるのです。

ジュリアンが登場して、思いのほか、若い美青年がラテン語の先生として来てくれたので、ウキウキしている感じ。

いけない、いけないと思いつつもジュリアンに惹かれていく様子。大人の女性が娘らしくなっていく雰囲気が出ていた。若いのにすごい。

レナール夫人の背徳感あってこそ、全編に漂うエロさがありました。

 

一幕で、最後にジュリアンと会う場面で、手をつかんで「お待ちしております」みたいなことを言う場面の手の動きが恋する人妻で、感動しました。

 

 

3 月城かなと(フーケ/コラゾフ公爵)

一幕がフーケで、二幕がコラゾフ公爵。

私、れいこちゃんのような典型的美人で穴のないタイプのスターさんにはさほど惹かれないタイプなので、感想が薄いんですが、BADDYぶりに拝見したので、お久しぶり!と思いました。

 

フーケは、ジュリアンをめっちゃ慕ってるんですけど、ジュリアンが人としてクズなので、なんでそんなにジュリアン好きなの…?ってなりました。

 

フィナーレの男役群舞に入る前、たま様と二人で出てきたとき、仲良さそうにじゃれていて(振付かな)、いつの間にこんなに仲良くなったの⁈と動揺しましたが、私が月組さんを観ていない間に仲良くなられていたんでしょうね。なんか、大型犬同士がじゃれあってるみたいで、かわいかったです。

 

 

4 千海華蘭(ヴァルノ)

レナール夫人の夫(つまりレナール、まゆぽん)のライバル的存在。悪役ポジ。

あのかわいいお顔で、ちゃんと嫌な奴でした!!

 

ジュリアンに死刑を言ったあと、口元ニヤリとしたのが忘れられない。悪いお顔だった~。

 

あと、華蘭ちゃんは、フィナーレの男役群舞の色気がやばかった。表情がいやらしくて、かわいい顔していても、上級生の色気を垂れ流しておられまして、気付いたときに、ヒィィィィィーーーとなりました。そこからは、オペラが華蘭ちゃんから離せなかったよ、、、もっと観たかった、、、

 

 

5 輝月ゆうま(レナール)

まゆぽんは、若かりし頃から貫録あるお役をたくさんされているので、レナールもイケオジなんだろうけど、これまでの貫録あるお役と比べると、若々しく感じるくらい。

 

めっちゃ難しいお歌を披露されます。歌の難しさに気をとられて、歌詞が全く頭に入ってこなかった。もう一度聞きたい。

 

 

6 礼華はる(ラ・ジュマート男爵)

るねくん、れんこんくんに特に触れずに、礼華はるくんに進みますが、この子とても気になります。

IAFAの新公のれいこちゃんのお役、映像で観ただけですが、めっちゃイケメンじゃないですか?

 

素のお顔は、わりと素朴なんですよね。それが舞台化粧になると、爆発的に色気が出てきて、急に美形になる(失礼?)

ちなつさん系統の素敵な男役さんになりそう。

ちなつさんも、月組に帰られたことだし、ちなつさんからたくさん吸収して、素敵な男役さんになってほしい。

 

 

7 天紫珠李(マチルド)

ここだけ、あまり褒めないんですけど、役不足感がありました。

もっとエキセントリックに演じてほしかった。

なんか、中の人の優等生っぽさが強くて、あんまり変な娘ではないんですよね。

貴族で恵まれているけど、満たされない思いがあって、エキセントリックな振る舞いをしている子なんだと解釈してるんですけど、押出しが弱かった。

安蘭けいさんの「赤と黒」ではねねちゃんがマチルドだったらしいので、そちらを観てみたい。

 

 

8 フィナーレのかっこよさ

当日は、私はPerfumeのコンサートに間に合わないかも、と葛藤しつつも、フィナーレの評判がよかったので、フィナーレ前に切り上げて劇場を出ることは断念したんですけど、フィナーレが本当にかっこよかった(コンサートは間に合いましたよ)。

 

「赤と黒」にちなんで、赤と黒のお衣装の娘役群舞。

 

「赤と黒」にちなんで、赤ルージュに黒燕尾の男役群舞。何それ、かっこよすぎ。

ここの華蘭ちゃんが色気ダダ洩れだったやつです。危険だったやつです。

 

たま様と、さくらちゃんの圧倒的リフト。

私、リフトって自分は好きではないと認識していたんだけど、そういうわけではありませんでした。

たま様と、さくらちゃんだと、身長差がすばらしくって、リフトしていても安心感しかなく、グルグルグルグル回っていて、満足感が半端なかった。

リフト観たー!って感じ。いいリフトには夢がある。

 

たま様の月組になって、こういう古典的なお芝居観るの初めてだったんだけど、とてもよかったです。

これが芝居の月組なんだな、と思いました。

また、別チームは現代的な(?)お芝居(出島)をしているっていうのも、そのふり幅の広さが月組の芝居の器の大きさを表しているようで素敵です。

出島は観られないんですけどね。どう考えてもちなつさん素敵だし、評判いいから喉から手が出るほど観たいですけどね、、、スカステ放映を待ちます。