アムール!!

柚香光様をお慕いしております

CATSが普通に面白かったんだけど、いまいちだった人は劇団四季版をC席で観るといい

こんばんは、ダニエルです。

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先日、映画「CATS」を観てきました。母と。

私は約20年前に劇団四季とロンドンの「CATS」を観て、昨年久々に劇団四季のを観た。

母親は約20年前に劇団四季とロンドンで一緒に観た、というスペック。

昨年の劇団四季「CATS」についてはこちら。

 

www.danielchang.info

 

 

 

私は、映画版「CATS」けっこう楽しめたんですよね。

母親は、話の意味がわからない、と言っていた。

先に上映されていた欧米や、日本でもあんまり評判がよくないんですってね?

(映画は絶対に観る予定だったので、悪い評判は積極的に調べていない)

うーんと、酷評されるのは、わからなくもないんですが、けっこう面白かったので、好意寄りの感想です。

 

全編にわたって、ネタバレあり、映画観た前提で話が進んでいきます。

 

 

 

 

1 「CATS」のストーリー性について

話の意味がわからなかった、って批判が多いのかな?と予想してるのですが、ストーリー性をそこまで求めるのが違うのではないかと。

もともと、ストーリー性があまりないミュージカルなんだと認識してます。

 

あるいは、ものすごく深いメッセージ性があるかもしれない。

相反するけど、その両方ともありうる感じ。

 

いや、だって、結局ジェリクルキャッツって、何?私は、わからないんですが。

まあ、いきなりジェリクルキャッツって概念が出てきて、進んでいくんですよね。

 

ストーリーは、あるといえばあるけど、いろんな猫が歌とダンスを披露するためのストーリーだから、起承転結がはっきりとあるわけではなくて…とにかく、歌とダンスがメインなわけです。

 

ミュージカルだと、目の前でパフォーマンスが繰り広げられるので、ストーリーは意味不明だけど、それはそれとして歌とダンスが披露され続けます。

お話の意味がわからなくても、猫がパフォーマンスしてくれて楽しいです。

それが、映像になると、パフォーマンスの勢いでストーリーの意味不明さから目をそらされることがないゆえに、余計に意味不明になるのではないか。

 

映画は、わりと忠実にミュージカルを映像化していたと思うのです。

酷評している人は、ミュージカル観てるのかな?観てなくて、過剰に「CATS」に期待していただけでは、と疑ってます。

「CATS」という名は、ミュージカル観ない人にも有名だから。

すっごく面白いお話なんだろうな!と期待で胸いっぱいにして映画を観てしまったのではないか。

 

ミュージカルだと面白いんだよ。猫が歌って踊ってくれるから。

お話は、本当にこういう話なんだよ、、、

 

あ、でも、手品猫がマキャヴィティから、長老を手品で取り返すのって、ミュージカルもそうなんでしたっけ?そうだった気がするんだけど、これは映像で観ると、「いや、そんな無茶ぶり!」って、手品猫がかわいそうになった。

 

 

2 猫が不気味、ゴキブリが不気味

毛の生えた猫が不気味、って意見は見かけたんだけど、これは難しいですよね。

映像化となると、ミュージカル版みたいな、全身タイツはそぐわないだろうし。

苦肉の策だったのでしょう。

 

人間の顔なのに、耳がなくて、猫耳ついてるのは違和感あったし、やたらとでかいし、太ももがみんな立派だったのでアジア人的には、欧米人は体格いいな~、これ猫には見えなくね?って気分になったけど、最終的には、みんな猫に見えたよ。

 

主人公のヴィクトリアちゃんなんて、めっちゃかわいかったよ。

(ミュージカル版では、ヴィクトリアは主人公ではないです。ところで、この女優さん…バレリーナらしいけど、お歌もとても上手でした!)

 

あと、ゴキブリを多用したミュージカルナンバーがあって、それが気持ち悪いって批判は目にしたんだけど、ゴキブリそのものって風体ではなかったので、全然ありでした(ところで、このナンバーってミュージカルにもあるんでしたっけ?全然記憶にない)。

 

 

3 劇団四季「CATS」との違い

私の場合は、完全に劇団四季のものがベースにあって、そのうえで映画を観たので、それぞれの猫のキャラの違いがちょっと気になったところはあった。

 

ラム・タム・タガーは、イケメン猫ポジだと認識していたんだけど、映画だとイケメンっぷりがいまいち伝わってこず、それは残念だった。

でも、日本人の私には伝わってこなかっただけかもしれない。外国人からすると、やはりイケメン猫だったのだろうか?一応、メス猫が群がっていたから、イケメン猫っぽかったんだけど。

 

オールドデュトロノミー(長老猫)は、オス猫だと思っていたから、メスで驚いた。

しかも、長老猫役の人は007のMで、死んだと思っていたら、映画の中で死んでいただけで、ご本人は生きておられた。

私の中で、映画と、現実が入り混じっていたため(記憶が弱いから)、非常に混乱した。いやー、でもここはオス猫のほうが長老の雰囲気が出たのでは?

 

グリザベラ。「CATS」で一番重要なお役。名曲「メモリー」を歌い上げるお役。

私の見た字幕バージョンでは、グリザベラが娼婦だった説明が全くなかったんだけど、映画版は娼婦ではないということかな?お子様に配慮?

そこがいまいち謎。だったら、なぜあんなに他の猫に敵意を向けられていたのか不思議なんだが。

あと、娼婦でかつては美しかった猫、という認識が自分にあったためもう少し過去に美しかったであろう、というキャストの方が説得力あったと思う。

 

はっ。気付いたら、酷評してますかね…?

 

私は、劇団四季版がベースになっているもので、違いは気になったけど、全体としては、楽しめたんですよね。

 

知ってる曲を、世界の有名アーティストが歌ってる。

バレリーナだからこその、猫っぽい動きもよかった。

あとは、映画になっても意味不明だったので、やっぱりこの話って意味不明だな、って再確認できたのもよかった(え?)。

いや、でもすごく深い話なのかもしれない、とも思ってます、いまだに。

 

それで、最後に言いたいのは、タイトルにした通りなんですけど、映画観ていまいちだった人でも、劇団四季のCATSをC席で観るといいですよ。

 

C席なら、3,300円。映画観るのと大差ないじゃない?

それで、キャッツシアターはそれほど広くないので、臨場感あって、客席に猫が降りてくるしさ。

 

全体的に、映画を褒められてないかもしれないけど、そこまで酷評することないと思ってます。酷評してる人は、C席でミュージカル「CATS」を観てほしいな。

本当にああいう話で、でも圧倒されちゃうから。