こんばんは、ダニエルです。
頭痛いです。
人間って、泣きすぎると、頭痛くなるんですね。
遥か昔に失恋したときに、そんな経験あったかな…?忘却の粉をかけられたのか記憶がうつろなんだけども。
花組大劇場千秋楽ライブビューイングを観てきました。
私は、普段は、平日は仕事につき、大劇場千秋楽ライビュは観ない主義なのですが、今回ばかりはさすがに観ました。初めてのムラ千秋楽ライビュです。
もともと、ライビュは価格が高すぎるのと、しょせん映像だよな、舞台には敵わないよ、ってことで大満足はしてないけど、地方ゆえやむを得ずライビュ参戦してたわけですが、今日の千秋楽映像については、とてもよかった!!
特にお芝居が良かったのです。
これは、青薔薇の特性なのではないかと思うのだけど、大きな出来事がないぶん、演者の表情や、仕草が細やかで、遠目には認識しずらいのかもしれない。
それが、スクリーンで大きく映し出されるから、理解が進んだというか、心情がとても伝わってきました(もちろん、千秋楽というのもあるでしょう)。
また、舞台の美しさも、スクリーンのほうが伝わってきたような。
こういう繊細で美しい舞台は、映像に向いているんですね。
では、順番に、記憶の限り。
- 1 城妃美伶ちゃんの美しさ
- 2 妖精たちの動きの妖精らしさがスクリーンのほうが伝わってきた
- 3 華ちゃんシャーロットの表情がすばらしかった
- 4 ヴィッカーズ商会の皆さま
- 5 ニックおじさん
- 6 青薔薇のメッセージが伝わってきた
1 城妃美伶ちゃんの美しさ
私、本日職場から映画館に向かったので、ギリギリになる予感はしていたけど、結局15分くらい遅れて会場に入ったのです(お近くの席の方には本当に申し訳ない)。
席に入ったときは、幸せなかつてのウィールドン家の場面で、スクリーンにはしろきみちゃん演じるフローレンスが大きく映っていました。
そのしろきみちゃんの美しさといったら。
私は、これまでしろきみちゃんは普通に好きでしたが、自分で思ってたよりも好きだったんだな~と実感しまして、席に着いた途端、泣きだす始末。情緒不安定か。
しろきみちゃんの美しさのおかげで、一気に青薔薇の世界に突入です。
しろきみちゃん以外にも、スクリーンにアップになっていたお方がおられまして、トムです。
そう、あのおこげちゃん*1がモデルになっているというお猫様、トムです。
トムがやたらとアップになってました。あんなに仔細にトムを見たのは初めてでした。
トムも、おリボン青いのね。
2 妖精たちの動きの妖精らしさがスクリーンのほうが伝わってきた
これも、舞台よりもアップにしてくれる映像のほうがわかりやすかったんですけど、妖精たちの妖精らしさ。
特に、音くり寿ちゃん演じるプルケの手や指の動かし方が、これぞ妖精さん♡って感じで大層キュートでした。
妖精さんたちの独特の白っぽいお化粧がじっくり見られたのも嬉しかった。
まいらくん、かわいかった。
3 華ちゃんシャーロットの表情がすばらしかった
これも、スクリーンでアップで観られたからの発見だったんだけど、シャーロットの表情がすばらしかった。
「大人にならなければ」の場面で、決意をした表情が、本当に決意を感じさせるんですよね。
結婚してからの、精神のバランスが取れなくなってる場面も、幸せそうに微笑んでいるけど狂気を感じた。
最後の、おばあさんになってからは、お化粧は変わってないので、あんまりアップにするのはかわいそうだったけど、声色だけで、ちゃんとおばあさんになっているんですよね。すごい。
おばあちゃん繋がりでいうと、こりのちゃんも、スクリーンでも老婆にしか見えなくて、お化粧も、腰の曲がった立ち方も、どうみても老婆。
あんな美人のこりのちゃんが、あそこまで老婆に徹するとは…すばらしい。
4 ヴィッカーズ商会の皆さま
瀬戸さん社長が、スクリーンにアップになっても男だった。本当に男なのかもしれない。
地元では、ライブビューイングが初見なのかも、って人もけっこういたようなんだけど、ヴィッカーズ商会の場面ではけっこう笑いが起こってました。
らいとくんは、野心家っぽいんだけど、ドヤ顔がスクリーンにでかでかと映ったときは、微笑ましくて笑っちゃいました。妙に自信がありそうなドヤ顔がかわいい。
ヴィッカーズ商会の人ではないけど、探偵のるな様も、こんなにかっこよくタバコふかしてたんかい!という表情がアップになったので、ありがたかったです。
あれは、オペラでは確認できなかった。
5 ニックおじさん
マイティのニックおじさん、若い頃は髪の毛クルクルで、その後ハーヴィーを引き取った後は、ストレートになってることを今日知った。
ニックおじさんのエアー剪定がちゃんと映っていたので、なぜかよかったね、って気持ちになりました。
6 青薔薇のメッセージが伝わってきた
何回か観てるんだけど、今日急に心に届いたところがあって、シャーロットが最後にエリュに話してるくだりなんだけど
「あなたと、ここで過ごした時間が、遠くなればなるほど、ますますかけがえのないものになって、あなたが、どれだけ大切な存在か、ようくわかった」
これが言いたくて、景子先生はこのお話を作ったのかな、って感じました。
明日海さんが退団しても、ますます私たちの心の中ではかけがえがなく、大切な存在だ、っていること。
この後の、大人になると生きていくことってとっても大変だからここに夢がないと、でシャーロットが胸をおさえる場面で、シャーロットがドン!と強く胸を叩いていて、驚いた。
シャーロット、熱い。
ここまで書いていて、明日海さんと、ご贔屓のことは何も触れてないんだけど、明日海さんは、存在が神々しすぎて、出てくるだけで泣けました。
明日海さんは、当たり前だけど、よくアップになるんだけど、完璧に美しくて、そのお姿拝見するだけで、生きる気力が湧いたというか、なぜか美容へのモチベーションが上がって、今夜は久々にパックしてみました(不要な情報)。
ご贔屓は、銀橋で植物の瓶を持って歌うお歌がとても情感がこもっていてすばらしかった。
その前の明日海さんとはもるお歌もよかったな。
そう、そして最後のエリュとハーヴィーの握手ですよ。
なんだろ、握手してるだけなんだけど、気持ちが伝わってるのがわかる。
明日海さんの最後の公演で、明日海さんとご贔屓に絆を感じられる内容でよかったな、とつくづく思いました。
これ、増税直前に買おうとしたら、キャトルオンラインがシステムメンテナンスで買えなかった。悔しい…増税後に買います。
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*1:明日海りお様の愛猫