アムール!!

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「花より男子」随所から感じた野口先生のこだわり

こんばんは、ダニエルです。

花男終わったので、抜け殻です。明日海さん風に言うと、屍です。

満足していて、幸福感に満たされてるから、ロスではないんだけど、相次ぐ遠征で単純に疲れてるようです。

 

花男公演中は、いや、公演前から、何か情報が出るたびに同士たちと騒ぎたて、公演が始まってからは、胸アツなレポを見つけては、涙を抑えつつリツイートしまくるという頭のおかしな行動を繰り返してました。

 

もう、現実に戻って、まっとうな社会人として仕事にいそしまねば…!

 

そうはいっても、私はまだまだ、花男について語り足りないところがあるので、語らせてください。

 

 

 

1 ぎゅうぎゅうに詰め込まれたエピソード(褒めてます)

私、野口先生の演出大好きですから。

歌詞がこっぱずかしいな、っていうのはありますけど、あのしたいこと全部入れてみちゃった!っていうエンタテイメント性の高さは、満足度高い。

ショー・スペクタキュラーでは、詰め込み演出をされる野口先生ですから、花男でもその手腕をあますところなく発揮されてました。

 

今回の公演では、12巻までをベースにしてますが、それ以降の巻のエピソードも取り入れられてたり、名セリフを採用してあります。

桜子ちゃんの体育倉庫の場面は、原作の桜子ちゃんエピソードと、織部順平のつくしを囮にして道明寺をリンチする場面を混ぜたもの。そこで、あの胸キュン(寒いこと言ってごめん)の「牧野、目つむれ」だの、「反撃したらおまえを守ったことにならないだろ」からの「おまえに惚れてる」に続くわけです。

やっぱり、ここは外せない場面だった。野口先生、入れてくれてありがとうございます。

 

でも、本当にたくさんのエピソードと、見せ場が入れ込まれてるから、一幕観ただけで、重量感がすごい。

 

 

2 舞台を全体的に使った演出

赤坂Actシアターは、大劇場と違って、セリも、盆もなく、平面的なわけだけど、そんななかで上手にそれぞれの場面を作ってあった。

 

たとえば、F4が登場して、道明寺が男子たちに担がれて咆哮している場面は、その上で、つくしが「ありえないっつーのー!」と叫んでて、その横の非常階段で、寝転がっていた花沢類が起き上ったりしていて、この一瞬に2つの名場面が入れ込まれてるという…。

 

細かいところまで、作り込まれていて、野口先生の読み込みっぷりを感じました。*1

 

静の紹介をリリーズがしてる上では、花沢類が静のポスターにキスしてる場面を再現してると思ってたんだけど、あれはキスしてたんでしょうか?私の席からは、毎回よくわからなかったんだけど。

 

とにかく、一つの場面で、複数のキャラクターが同時に何かしていることが多くて、目が足りなかった。

 

 

3 小道具に託されたメッセージ

まあ、公演時間が限られているから、台詞なく、動作だけで物語っているところもあった。

 

TOJが終わって、美作&桜子ちゃん、西門&優紀ちゃんカップルが成立してる後ろで、競馬新聞を父から取り上げる進くん(リリーたん)、執事の伊藤(きょんちゃん)に、つくし父のサラ金代を払うためのブラックカードを渡す道明寺がいたりで、本当に目が足りなかった!

 

そういう細かいエピソードを小道具に託して入れてくれるところが原作への愛だよねぇ…

 

私は、最終的には、オープニングのF4のイラストが出た時点で、このキャラクターをここまで再現した舞台を作られた皆さまに思いを馳せて涙!!ってなってました。

 

現代劇だし、舞台でやるのは難しかったと思うんです。

宝塚なのに、いつものお化粧とも違うし、服も、いわゆる宝塚的なものではないし。*2

そこを、本物のブランドバッグ持ってみたり(道明寺のバレンシアガ)、地毛メンバー多かったりで、自然な現代の雰囲気を醸し出していた。

 

野口先生の原作の読み込みっぷりあってのこの舞台でした。

「道明寺司はいた。柚香光である。」って言ってほしいくらい。*3小池先生におけるポーが、野口先生の花男なんでしょうね。

野口先生、すばらしかったです。

これからも、野口先生の公演に期待してます!!

 

アデュー

 

*1:花男が幼いころの愛読書だったらしい

*2:JOSEPHのものが多かった様子

*3:ポーの一族プログラムの小池先生の名言